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内科医と外科医のこと

内科医とは

内科医とはその名の示すように、内科を専門に行う医師のことです。内科といっても非常に多くの診療科があり内科医は多くの場合、それぞれに専門を持つことになります。

しかし、数年前よりこうした内科における各種診療領域の細分化による弊害があるとして総合診療科という診療科目が内科にできました。これは、あまりにも高度な各種専門領域が発達したため、患者さんを全体的な角度から診察するという視点に欠けているとのことで創設されたものです。

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この総合診療科は、内科的な疾患を総合的に判断、診断し、各種の専門領域へ引き継いでいくといった機能を持ったものになります。したがって、この科では積極的な治療は行わず、各専門診察科で治療を行うことになります。

このように、内科医といっても様々な領域があり専門領域を持てばその系統で生涯進んでいくことが殆どになります。

しかし、一部の内科医では、途中で転科して別の領域を進む内科医もいます。これは内科医も外科医も同じ医師免許を持っているためこのようなことが可能になるのです。

外科医とは

外科医とは、その名の示すとおり外科領域の疾患を対象として治療する医師のことを示します。外科といえば、颯爽として、少々荒いイメージがテレビドラマや小説などで植えつけられている場合も多いのですが。実際はその病院、クリニックで異なります。

そうしたイメージとは裏腹に、非常に繊細で細やかさを必要とする場合も最近では増えています。今までですと、メスを握り締め皮膚を切開し病巣部位の摘出を行うだけで良かったのですが、メディカルマシーンの発展とともに、マイクロサージャリーという顕微鏡下で実施する手術も増えてきています。

こうした、微細手術には心臓血管の修復やステントの留置など行わなければならない時に行われますが、メス先が数マイクロメートルの範囲で動かすような場合も有り、昔のように荒っぽい手術出ないものが増えてきているのが現状です。

このように手術をメインとする外科ですが、やはり手術には時間がかかりますし、その間術者つまり外科医はずっと立ちっぱなしになります。そういう意味ではある種肉体労働かもしれません。

内科医と外科医の大きな違い

内科医と外科医の大きな違いとして、誰でも理解できるのは手術をするかしないかの違いです。薬剤の投与や各種医学的指導で治療するのがないかであり、メスを持って外的侵襲を加えるのが外科ということになります。

また、これは現実的な話になりますが、内科医は座ったままの姿勢での診療が主になりますが、外科医は手術するという治療であるため、時には十数時間も立ちっぱなしの場合があり、体力も必要となります。

現代の医学会では、内科系医師と外科系医師に二大分類され、全ての医師がこのどちらかの範疇に入ります。例えば、小児科、神経内科、老年科、等は内科系医師の担当になり、一方耳鼻咽喉科、皮膚科、呼吸器外科、心臓外科、整形外科等は外科系医師の守備範囲になります。
こうした二大分類の下、同じ医師免許を持った医師たちは、自分の専門性をより細かく追求し知識やスキルを深めていくことになります。こういう意味では内科医と外科医の大きな違いはないのですが、行う治療方法や治療方針決定のための思考方法に大きく違いを見ることができます。